3月17日
引率の廣瀬です。第4回海外研修の様子をお伝えいたします。
成田空港に集合後、ロンドンを経由してアイルランドへ。
予定より早く到着したヒースロー空港ですが、電光掲示板には「搭乗開始10分前にゲート番号を表示します」の文字。各自掲示板を確認するよう指示して解散したものの、空港内ではポンドしか使えないと言われてしまいました。ユーロしか持っていないため、ほとんどの生徒が何も買うことなく、ひたすらダブリン行きの飛行機を待ちます。結局、現地時間で18:20発の予定が19:50発になり、飛行機はイギリスのブリティッシュエアウェイズからアイルランドのエアーリンガスに変更されましたが、無事ダブリンに到着しました。
現地では今日がSt Patrick’s Day、空港もホテルもお祭りムードでした。夕食後解散が23:00頃、日本時間では翌朝8:00頃だったため、疲れと睡魔でぐっすり眠ることができたのではないかと思います。
 
3月18日(日)
アイルランド2日目です。朝起きると外は雪で真っ白、時折強く吹雪いています。「この時期の雪は見たことがない」と現地の人が言うほど珍しい気候です。
バイキング形式でアイリッシュブレックファストをいただいたあと、ダブリン市内観光に出かけました。
大聖堂では珍しく主教座が存在しない聖パトリック教会、オックスフォード大学やケンブリッジ大学と並んで英語圏最古の7大学のひとつであるトリニティカレッジ、ヨーロッパで一番広い公園であるフェニックスパークを見学し、お昼ごはんにアイリッシュシチューを食べ、ショッピングストリートとして有名なグラフトンストリートで自由時間を過ごしました。トリニティカレッジ内の図書館は映画「スターウォーズ エピソード2」に登場するシーンの参考になった場所でもあり、その広大さと歴史の深さに多くの生徒が圧倒されていました。また、雪のため車窓見学となりましたが、フェニックスパーク内のアイルランド大統領公邸やアメリカ合衆国の大使公邸、野生の鹿の群れも見ることができました。
市内見学後はいよいよ今回のステイ先であるカーローに移動してホストファミリーとミート。緊張しつつも笑顔で各家庭へ向かっていきました。
 
3月19日(月)
アイルランド3日目、いよいよプログラムのスタートです。
まずはイタリアからの留学生とグループで交流し、その間にひとりずつスピーキングのレベルチェックテストを行いました。テスト後に様子を伺ったところ、「想像以上にみんなレベルが高くてびっくり、柏陽の生徒はすばらしい!」とお褒めの言葉をいただきました。
その後はアイリッシュソングおよびアイリッシュダンス体験です。説明を受けた後、歌詞カードをもらって一緒に歌い、みんなで輪になってステップを踏む練習をしました。
午後はイタリアからの留学生および現地の学生と一緒にカーローの街を散策しました。英語で会話をしたり、仲良く写真を撮ったりする様子が見られ、社交性の高さに驚かされました。
毎年引率させていただき、今年で4年目になりますが、今回の生徒が一番積極的であるように感じます。研修修了時の成長が楽しみです。
 
3月20日(火)
アイルランド4日目、研修プログラム2日目です。
午前中は現地の生徒とアイスブレイクです。陸上用トラックの上で、ボールを使ったレクリエーションや課題解決型の活動を行い、交流を深めました。
その後はスカべンジャーハントという、現地生徒と一緒に街を歩きながら質問に答えていく活動を行いました。
午後はInstitute of Technologyという大学の学生によるキャンパスツアー、およびその大学に通う留学生によるプレゼンテーションを聞きました。オマーン、中国、インド、ナイジェリアについてのプレゼンテーションは、他国の文化や歴史について知る絶好の機会となりました。
よく歩いた一日だったため、今日はよく眠れそうです。
 
3月21日(水)
アイルランド5日目、研修3日目です。
イタリア人留学生が帰国してしまったため、今日はアイルランドの高校生と、加えてErathmus + というヨーロッパの学生交流促進プログラムに参加している大学生(フィンランド、フランス、スペイン等の学生)が来てくれました。10テーブルに分かれて行ったクイズでは、景品としてお菓子をもらうこともでき、非常に盛り上がりました。外国人学生数が多く、英語で交流がたくさんできたように思います。
その後滞在しているカーローという町の市長さんが来てくださり、ウェルカムスピーチを聞き、記念写真を撮りました。
午後のレベル別レッスンでは、プレゼンテーションの仕方について学びました。
 
3月22日(木)
アイルランド6日目、研修4日目です。
風が強く吹くなか、現地学生と一緒にプレイグラウンドにてアイリッシュスポーツ体験を行いました。以前見学したITカーロー大学からコーチが2名来てくださり、ゲーリックフットボールを基礎から練習しました。
その後は現地学生に向けたプレゼンテーションです。昨日のレッスンでプレゼンテーションについて学んだこともあり、出発前に保護者の方々の前で発表したものよりも格段に上達していました。アドリブを入れている様子や、質疑に的確に応答している姿は非常に頼もしかったです。
午後のレベル別レッスンでは、Happinessについて、4技能を統合した授業を受けました。
 
3月23日(金)
アイルランド7日目、研修5日目です。
語学学校に集合したのち、午前中に現地校を2校訪問し、午後は隣町のセルフガイドツアーに出掛けました。
現地校はそれぞれ男子校と女子校でした。男子校では小グループに分かれてアイルランド語、フランス語、ドイツ語、宗教、化学、技術の授業を見学し、現地の生徒がそれぞれの授業について解説をしてくれました。女子校には日本語を学んでいる生徒がいて、流暢な日本語で現地の先生の通訳をしてくれました。“Orange Day”という自殺を防ぐための啓蒙日だったようで、イベントにも参加させていただき、ひとりずつオレンジ色の飴をいただきました。
午後のKilkenny Castle見学はあいにくの雨でしたが、バトラー家の栄華を味わうことができました。
ショッピングタイムにはそれぞれアイルランドらしいものを買うことができたのではないかと思います。
 
3月24日(土)
アイルランド8日目です。日本同様、こちらの学生も今日から2週間のイースター休暇に入ります。
全員で集合したのち、「アイルランドといえば」な観光地、Glendaloughへ行きました。
縦・横に歪曲した道を大型バスで長時間走ったため、バス酔いする生徒が多く出ましたが、昨日と異なり天気に恵まれ、バイキングが侵攻してきた時代から残るタワーや大聖堂跡、大自然を心ゆくまで味わうことができました。
その後訪れたDundrum Shopping Centreは大型ショッピングモールで、2時間ほど自由に過ごしました。
 
3月25日(日)
アイルランド9日目、各自ホストファミリーと過ごす休日です。今日からサマータイムが適用され、日曜日午前0:59の1分後が2:00になりました。アイルランドの日曜日は、朝ごはんのあと、教会へ行き、13時にディナー、その後はパブでゲーリックフットボールを観戦したり持ち寄った楽器でセッションを楽しんだりして過ごすのが一般的である、と教えてもらいました。
引率教員の休日は、朝ごはんが9時、作ってもらったアイリッシュブレックファストを食べたのが11時、その後ディナーが13時、カーロー内ドライブツアーののちパブで軽食とフットボール観戦、おねだりしてアフタヌーンティーに連れて行ってもらうも予約が必要と言われ、代わりにアイルランド版某ファストフード店と言われるSupermac’sでコーヒーとサイドメニューをつまむ…という食べてばかりな休日でした。普段休日らしい休日を過ごす日は稀なので、日本に帰りたくなくなってしまいます。
 
3月26日(月)
アイルランド10日目です。今日から3日間は現地の高校をお借りして、少人数でスピーキング力を伸ばす活動を行います。
午前中は先日のプレゼンテーション班に分かれ、班ごとに教員がついて英語力向上プログラムを、午後は4〜5人ごとのグループに分かれ、現地学生と一緒に決められたトピックについて意見交換を、それぞれ行いました。
英語を発することへの抵抗がなくなってきているようで、どの生徒も流暢さが向上しているように見えます。
 
3月27日(火)
アイルランド11日目です。昨日に引き続き、午前・午後ともに少人数で活動しました。
授業内容はグループによって異なり、各先生が生徒の様子をみて決めているようです。それぞれの先生とも打ち解けてきたようで、授業中も笑顔と笑い声であふれていました。
研修の終わりが近づいているため、「日本に帰りたくない」「ずっとここにいたい」という生徒の声も聞こえてきました。
 
3月28日(水)
アイルランド12日目、あっという間に研修最終日です。
午前中は少人数授業の後、全員の前で一人ずつプレゼンテーションを行いました。
先日のグループプレゼンテーションとは異なり、一人で5〜10分喋らなくてはならないものでしたが、全員しっかりとやり遂げました。
午後は現地学生とチャットの後、ホストファミリーを招待してお別れパーティーです。生徒ひとりずつに研修修了証、計7人の現地教員が評価した午前中のプレゼンテーションのスコア、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠:外国語学習者の言語習得状況を示すガイドライン)にもとづいたスピーキングレベル証明書が手渡され、スナックを摘まみながら別れを惜しみました。
 
3月29日(木)
アイルランド13日目、ついに最終日です。
集合はなんと早朝4時、眠い目をこすりながら飛行機を乗り継いで帰国します。
教員含む何人かの家にはイースターバニーが来てくれたようで、大きなイースターエッグが枕元に置いてありました。他にもお土産をもらえた生徒が複数いるようです。ダブリン訛りが強くて初めはコミュニケーションに苦労しましたが、どの家庭も本当に親切なホストでした。ホストファミリーのみなさま、現地会社のみなさん、本当にありがとうございました。
羽田空港到着は翌30日(金)朝7時過ぎの予定です。英語力は数週間で急激に伸びるものではありませんが、この研修が自信やさらなる学習への動機付けにつながったと確信しています。生徒たちの今後の成長が楽しみです。