初日
飛行機
修学旅行最初にして最大の鬼門、「無事、飛行機に全員搭乗できるか」問題。当初懸念されていた、致命的な遅刻をしたり、パスポートを忘れたり、搭乗ゲートを間違えたりすることなく、全員無事に日本を発つことができた。よかったあ。
バス
ベトナムでの移動は基本的にバスで行う。写真にもある通り、無数のバイクが駆け抜ける街道を大型バスが通る様は、さながら大魚が小魚をかき分け泳ぐようだった。
そんな大魚のおなかの中では、眠ったり、騒いだり、景色を眺めたりと、生徒たちは、思い思いの時間を過ごしていた。
宿舎
到着から部屋でゆっくり。とはいかず、まずは食事。お腹も満足したところで、いざ部屋へ。
不安と期待に心を躍らせながらカードキーをドアにあて、扉を開く、そこには広大な部屋と今にも飛び跳ねたくなるベッドが広がっていた。
3日間を通して、宿舎に戻ると、ふと心が解放され、仲間とともに充実した修学旅行の夜となったことでしょう。鍵の閉じ込み等ありましたが、それもいい思い出です。
食事
朝は、バイキングから始まり、昼はコース料理、最後はバイキング。コース料理!と思わず食べ過ぎてしまう修学旅行の食事でした。食事は五感で楽しむといいますが、やはり「食事をする環境」が何よりも大切なのかなと感じました。私たち職員は、生徒の笑顔でお腹いっぱいにしてもらいました。ありがとう。
街そして人
街角で見かける普段着のホーチミン市を見つけるのも旅の楽しみでした。オートバイの走行音とクラクションの音はいかにもベトナムですが、それ以上に印象に残ったのは、ベトナム人のあたたかな笑顔とありのままの親切でした。ベトナムのおばさん、おじさん、おばあちゃん、お姉さん、お兄さん、ほんとうにありがとうございました。
2日目 学校交流 ジーアン高校 フンボン高校
ホーチミンから1時間半ほどバスに乗ってジーアン高校に向かいます。高校の門の前に到着すると、校長先生をはじめとして多くの生徒が私たちの出迎えのために待ってくれていました。校舎からも身を乗り出し私たちに手を振ってくれています。
体育館で全体の歓迎セレモニーが行われました。ジーアン高校の校長先生や生徒代表からのあいさつの他に、歌や踊りが披露されました。私たちからも、お礼のあいさつやパフォーマンスの披露を行いました。また、記念品の交換として、学校のペナントをいただき、かしわまるを贈りました。
フンボン高校では、バスが学校に着くと アオザイを着た女子生徒が列を作って出迎えてくれました。その後中講堂のようなところで全体交流を行ないました。午前中は、ベトナムの高校生たちの見事なダンスと歌の迫力に少し圧倒されました。歌の中に日本でもおなじみの「ドラえもん」の歌もあり、ベトナムでも人気なのだなと思いました。午後の全体交流では、柏陽の生徒側からは、3組「ソーラン節」2組「炭坑節」5組「ラジオ体操」1組「日本文化クイズ」の順で発表を行ない、ベトナムの生徒に日本の文化を理解してもらいました。
言葉がわからなくても、歌や踊りで相互理解をすることができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。日本語であいさつをするベトナム人の生徒もいて、日本の生徒にとって非常に良い刺激になったことと思います。また、席の隣同士で柏陽の生徒とベトナムの生徒が英語でコミュニケーションをとったりする場面もあり、とても素晴らしい交流ができました。
学校交流では、ベトナム語を教わり、盆踊りを教えることを通して交流を深めました。 ベトナム語の授業では、簡単な自己紹介を教わりましたが、6種類ある声調に苦戦しました。盆踊りは、日越混合の輪をつくり、振り付けを教えたのち、全員で音に合わせて踊りました。
少人数で交流することができたため、英語・ジェスチャー・翻訳アプリ等を駆使してコミュニケーションをとることができ、有意義な時間を過ごすことができました。ベトナム語・英語・日本語を使いこなすベトナム人生徒の存在に圧倒される様子も見られ、生徒にとって良い刺激になったことと思います。
日本より持ってきた折り紙や剣玉、紙風船などで現地高の学生たちとグループごとに遊びました。みんな積極的に話していました。
3日目 平和学習
戦争証蹟博物館
バスで「戦争証蹟博物館」へ。中ホールで講話を聞きました。枯葉剤(ダイオキシン)の影響で障害のある若い被害者の方々が歌と演奏をしてくれました。「日本とベトナムは戦争を経験した点で似ている。皆さんに本当の証明を見せた。戦争は本当にひどいです。」(講話者)
ガイドの説明で、館内の展示写真を見て回りました。「時間がもっと欲しかった。沖縄よりもここに来られてよかった。」という感想が聞かれました。
あまりの悲惨さに声も出ない生徒の姿が印象的でした。生徒たちはあの写真を見て何を思ったのだろう。当たり前のことなのだけれど、平和の尊さを改めて思い知らされた一日でした。
クチ
ベトナムの空港を出た時は、人とバイクの多さに生徒たちの歓声があがりました。それも数日いれば、普通のことに見えてきます。
バスはもう慣れっこになった朝の渋滞を走り、バスで田園地帯を抜けて、林道を通り、クチの人々がアメリカ軍と戦った地域を再現している、ベトナム戦争の激戦地「クチトンネル歴史遺跡」へ。次第に家々もまばらになり、池とも川ともわからないような水辺が目立つようになり、時々ゴムの木の林なども見えてきます。クチに到着です。バスを降りると、日本の真夏のような暑さで、一気に汗が噴き出しました。
現地の人から戦争の説明を受け、そのあと日本語の資料動画で当時の映像を見ました。戦争に対する人々の憎しみがひしひしと伝わってくるものでした。
それから、地下トンネルのある森の中へ案内されました。網の目のように地下に張り巡らされたトンネル。敵を欺く落とし穴。戦車の残骸。吹く風もなく、草木のそよぐ音も全くしない静寂の中を進んで行くと、遠くから銃声が耳に入って来ました。観光用に実弾が打てるようになっているものでした。
こんな静かでのんびりしたところに本当に戦争があったのだろうか?あのむし暑く、狭苦しいトンネルの中で、小さな子供たちまでもが、音を立てないようにじっとしていた様子は、どんなに大変なものだったのだろう。
蓋のある秘密トンネル
罠見学
女子もトンネル体験
トンネルのあとは、タロイモと笹茶で、ティータイム
4日目 ミトー
ホーチミンからバスで約2時間メコンデルタの町ミトーに行きました。ミトーに向かう道です。途中高速道路を通りました。高速を降りるとこんな道です。長距離でもバイクが多い。
メコン川は黄土色の水がゆっくり流れる大河です。透明度がなく水の中は全く見えません。1年中この色だそうです。ほとんど波が無いため喫水線が低い船が行き交っています。
船着き場からの眺めはこれぞ東南アジアです。川の水も時間もゆっくりと流れています。
クラスごとに船に乗って中州に渡りました。
いくつかの店を回りました。蜂蜜入りのお茶を飲んだり。ココナッツキャンデーを買ったり。フルーツを食べたりしました。ニシキヘビを体にまいてもらった生徒もいました。フルーツには塩と唐辛子を付けて食べます。
不思議なトンボのやじろべえです。お土産に買って帰りました。
最後に4人ずつ小舟に乗って最初の船着き場まで戻りました。いわゆるメコン川クルーズです。ほとんど流れがないので川下りではなく船頭が2人乗ってこいで進みます。水路は狭くバイクのようにどんどん割り込んで時々ぶつけたりしながら進みます。
中州へ行くにはみんなでこれに乗って渡りました。
ココナッツキャンディの作り方の説明を受けました。
はちみつの試食&試飲(はちみつのお茶割り)をいただきました。
な・な・なんとそれで終わりではなく、そこでは大蛇を首に巻く体験も・・・
フルーツの試食!唐辛子塩に付けて食べるものもありましたが、これが辛い!! そのピリピリした舌を戻すのに、何も付けずに食べました。
「幸せなら手をたたこう」を演奏&歌ってくれたので、みんなで行いました。
(手をたたく、足ならす・・・幸せですから)
さぁお待ちかねのメコン川クルーズ!船頭さんによっては・・・あわや撃沈しそうになったりして・・・
川の途中でクルーズから乗り継ぎ!
少しはしゃいだ喉を潤してくれたのは・・・ココナッツジュース!
船着き場にあるレストランで昼食です。結婚式場みたいでさっきまで結婚式をやっていました。エレファントイヤーフィッシュの唐揚げが名物です。平べったい大きな魚の唐揚げを立てたまま削って食べます。
4〜5日目 ベトナム市街
ベトナムでの最後の食事(ベトナム料理)
ホーチミン サイゴン教会と中央郵便局見学
空港へ向かい搭乗まで時間を潰し、疲れきった人はというとzzz
帰りの飛行機では、雷雨に見舞われたり、搭乗ゲートの変更もありましたが、問題なく帰国することができました。搭乗を待つ間の自由時間、旅の疲れからぐったりする生徒たちの図(一部の生徒はまだまだ元気!すごい)。
かえるちゃんと仲良くzzz
やっと飛行機へ!